札幌市で27坪の敷地に小さい家を設計・建築しました。

一級建築士 ドル
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このサイトは小さな家の暮らしについて自邸をベースにご紹介しています。みな様の家づくりの参考になれば幸いです。

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土地のこと、間取りのこと
小さな家づくりの始め方
1
一級建築士が自分の家で考えた意思決定

はじめての家づくり

2
27坪でも快適に暮らせるのか、間取りと実体験から検証する

狭小住宅は成立するのか?

3
視線視線・光・居場所から考える住まい

暮らしを良くする設計

4
断熱・暖房費・設備のリアル

お金と性能

5
27坪でのリアルな暮らしと、具体的な使い方の工夫

実例|27坪の暮らし

実例|27坪の暮らし

収納を“分散”する設計|使う場所にしまうという考え方

kentikun

収納は多いほど良い。

そう考えていませんか?

我が家では、限られた面積の中で「必要な場所に必要な分だけ収納をつくる」ことを意識しました。

いわゆる大容量の収納を1ヶ所にまとめるではなく、暮らしの動線に合わせて分散させています。

その理由は、

  • 家事動線を短くするため
  • 片付けやすくするため
  • 収納のための部屋をつくらないため

限られた面積の中で、収納に大きなスペースを割くのはもったいないもったいない。

だからこそ、必要な場所に必要な分だけ配置することで、空間を無駄なく使うことを意識しました。

小さい家だからこそ、必要な場所に必要最小限の収納を計画しました。

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ポイント|収納は“分散”で成立させる

27坪という限られた面積では、一箇所に大きな収納を設けるよりも、

・使う場所の近くに配置する
・用途ごとに分ける

といった“分散型”の考え方の方が、結果的に使いやすくなります。

自邸では、以下のように収納を構成しました。

暮らしの動線に合わせた収納

  1. 外部収納ゾーン
  2. 水廻り収納ゾーン
  3. 寝室・個室ゾーン
  4. キッチン・リビング収納ゾーン

自邸の間取図でご確認くださいませ。

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我が家の間取り

この間取図を基に詳しく紹介します。

我が家の収納計画(27坪2LDK)

外部収納ゾーン|玄関廻り

・玄関横に2畳のシューズクローク
・外物置がないため、階段下をタイヤ収納として活用

北海道ではタイヤの置き場が必要になるため、屋外に頼らず屋内で完結できるように計画しています。

階段した収納には、雑多なものがたくさん詰まっています。

玄関入って目につく場所なので、カーテンで隠せるようにしています。

外からの持ち込む物をここで完結させました。

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水廻り収納ゾーン|洗濯・洗面・トイレ

  • トイレに自作の壁面収納
  • 洗面台下に収納棚
  • 洗面と浴室の間にニッチ収納
  • 洗濯室に可動棚

洗面コーナーはお風呂と一体の空間で上品な感じにしたかったので、物でごちゃごちゃしないように、おしゃれに飾れるように仕立てました。

・・・と言っても現実はこんな感じです。

寝室・個室収納ゾーン

  • 寝室奥に2畳のウォークインクローゼット
  • 洋室に中棚+枕棚(来客用布団の収納)
  • 書斎コーナーに可動棚

ウォークインクローゼットに全てを集約するのではなく、用途ごとに分けて収納しています。

洋室の収納は、カバーを付けて収納しています。

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キッチン・リビング収納ゾーン

・食器棚は造作収納でしっかり確保
・保冷庫も設置
・リビングのテレビ上部にルーバー収納
 (エアコン・熱交換器を隠しつつ収納としても活用)

見せる部分と隠す部分を整理しながら、生活感をコントロールしています。

実際に暮らして感じること|メリット・デメリット

現時点では、収納が足りないと感じる場面はほとんどありません。

むしろ、

「必要な場所にあることで、片付けやすい」

というメリットの方が大きいと感じています。

一方でデメリットもあります。

大きい物の置き場は限られる

コンパクトな家では、スーツケースや季節家電などの“かさばる物”の置き場所は限られます。

事前にどこに置くかを決めておかないと、後から収納スペースが無いと困ることになりかねません。

我が家は階段下収納が大きめサイズで、見た目を気にせず置ける唯一の場所です。

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将来的に物が増えると影響が出やすい

現状は問題なくても、将来的に物が増える可能性があります。

  • 趣味が増える
  • 世帯構成の変化

私が自宅で筋トレするスペースが欲しくなり、シューズクロークに筋トレセットを用意しています。

ちょっと窮屈ですが、それ以上にジムに行くストレスがなくなったので快適です。

コンパクトな家では「とりあえず置いておく場所」が少ないため、

置き場所を決めていない物は行き場を失いやすくなります。

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収納は”間取りとセット”で考える

収納は単体で考えるのではなく、間取りと一体で計画することが重要であると、実感しました。

我が家では、

  • 玄関→シューズクローク
  • 寝室→ウォークインクローゼット

といったように、動線上に自然に収納を配置することを意識しました。

その結果、「使う場所に収納がある」状態になり、整理整頓がしすい間取りになりました。

間取りの全体像については、こちらの記事で詳しく解説しています。

あわせて読みたい
27坪の間取りで暮らす|コンパクトな家で見えたメリット・デメリット
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まとめ

小さい家では、収納量ではなく「配置」で暮らしやすさが決まります。

  • どこで使うか
  • どこに戻すか

この2つを整理することで、収納のストレスは大きく減らせます。

家を小さくしても、暮らしは小さくならない。

そのための一つが、“分散収納”という考え方です。

これから家づくりを考える方は、「とりあえず収納を増やす」のではなく、暮らしとセットで収納を考えることをおすすめします。

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一級建築士への無料相談

狭小地での家づくりは、「本当にこの広さで大丈夫だろうか」と不安を感じることが多いものです。

隣家との距離や視線、採光や間取りなど、一般的な住宅以上に考えるべきことが増えます。

私自身も27坪の敷地に自邸を設計し、実際に暮らしています。

その経験をもとに、条件をひとつひとつ整理しながら、無理のないかたちで住まいの方向性を一緒に考えていきます。

例えば

  • この広さで、どんな家が建てられるのか
  • 土地が小さいけど、後悔しない間取りは可能なのか
  • 土地を先に買うべきか、設計を先に考えるべきか

といった、まだ計画がはっきりしていない段階でも問題ありません。

「こんなこと聞いてもいいのかな?」という内容でも、遠慮なくご相談ください。

私は注文住宅の工務店が本業です。営業を前提としない形で、無償相談を承っています。

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土地探し・家づくり全般アドバイス
ABOUT ME
一級建築士|ドル
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27坪の狭小地に自邸を設計し、現在も実際に暮らしています。
広さに頼らず、視線や居場所のつくり方で暮らしの質が変わることを実感しています。
その経験をもとに、限られた条件でも豊かに暮らせる住まいを設計します。
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