小さい家は音で後悔する?27坪の自邸で暮らして分かった上下階の注意点
わが家は、敷地約27坪・ガレージを除く延床約27坪の家です。
家を設計したのは一級建築士の夫。
そんなわが家で、住み始めてからちょっと気になることがありました。
それが、2階から聞こえてくる音です。

夜、寝室で寝ていると、上からガタガタ……。
何の音かと思ったら、夫が書斎で椅子を動かす音でした。(´・ω・`)
わが家は2階にLDKと書斎、1階に寝室があります。
実は書斎のほぼ真下が寝室なんです。
最初は「小さい家だから音が伝わりやすいのかな?」と思っていました。
でも夫に聞くと、家の広さだけではなく、上下階の部屋の配置や床のつくり方も関係するそうです。
一級建築士でも、住んでから気づくことがあるんですね。笑
この記事では、27坪のわが家で実際に感じた上下階の音と、夫に聞いた設計の考え方について紹介します。
小さい家にしたこと自体は後悔していない
2階LDKの一角に書斎コーナーを設けています
最初に言っておくと、27坪の家にしたことを後悔しているわけではありません。
掃除もしやすいですし、夫婦それぞれのお気に入りの場所もあります。
ただ、住んでみないと分からないことってあるんですよね。
わが家の場合、それが2階から聞こえてくる音でした。( ̄▽ ̄;)
寝ているときに聞こえてきた、夫の椅子の音

入居して3か月ほど経った頃のこと。
夜、寝室で寝ていると上からガタガタと音が聞こえてきました。
夫が書斎の椅子を動かしている音です。
そこで夫に伝えてみました。

ねえ、夜に椅子を動かす音が下まで聞こえてくるんだけど……。
たまに目が覚めるんだよね。(´・ω・`)
ごめんね、書斎の下が寝室だから、椅子を動かした音が伝わっているんだと思う。
設計するときは、そこまで気にしていなかったな。

夫はこれまで100棟以上の住宅づくりに携わってきました。
それでも、自邸で実際に暮らしてから気づくことがあったそうです。
図面で考えるのと、実際に暮らすのは違うんですね。
椅子だけではなく、足音も少し聞こえる
気になるのは椅子の音だけではありません。
2階を歩いている足音も、多少聞こえてきます。
ただ、いつも気になっているわけではありません。
昼間はほとんど気にしていませんし、夜も少し配慮してもらえば済む程度です。
今は夫も、
- 夜は椅子を引きずらない
- 足音が大きくならないようにする
といったことを意識してくれています。
そのため、音が原因で大きなストレスを感じているわけではありません。
でも、最初は気になることが多かった音です。
椅子には最初からフェルトが付いていたのに……
実は、わが家の椅子には最初からフェルトが貼られていました。
家具屋さんで脚の裏に付けてもらっていたものです。
なので、何も対策していなかったわけではないんです。
それでも音が出るのはどうしてなのか、夫に聞いてみました。

フェルトが付いているのに、どうしてガタガタするの?
ウチは幅90mmの無垢フローリングを使っているんだ。
椅子を動かす方向が床板を横切る方向だから、板の継ぎ目を越えるときに振動が出ているんだと思う。
それが下の寝室にも伝わっているんだね。

なるほど…。(。-ω-)
床の張り方向と椅子を動かす方向まで関係しているとは思いませんでした。
しかも、使っているうちにフェルトが少しずつ剥がれてくることもあります。
今は夫も、夜に椅子を動かすときは少し持ち上げるようにしています。
音だけでなく、床の傷を防ぐことにもつながるので、これは続けてほしいところです。笑
それでも夫は書斎の位置を変えないらしい
このことについてちょっと、夫に聞いてみたいことがありました。

もし、もう一回家を建てるとしても、書斎を同じ場所につくる(。・-・。)?
夫の答えは、意外にも「変えない」でした。
書斎がダイニングの隣にあるから、普段も使いやすいんだ。
音が伝わることはあるけど、それを避けるために今の書斎の使いやすさを失う方がもったいないと思っているよ。

確かに、夫は今の書斎をとても気に入っていて、毎日のようにそこにこもって作業をしています。
家の中で独立した仕事部屋をつくるのではなく、LDKの一角を仕事の場所として使う。
限られた面積だからこその工夫なんですね。
私としては、できれば音がしない方がうれしいんですけどね。笑
でも、夫が今の書斎を気に入っているのも分かります。
それに夜は椅子を持ち上げるなど、少し気をつけてくれるようになりました。
……最初からそうしてくれたら良かったんですけどね。( ̄▽ ̄;)笑
夫に聞いた、上下階の間取りで気をつけたいこと
今回のことがあって、夫にもうひとつ聞いてみました。

家づくりをするとき、こういう音の問題ってどうやって確認すればいいの?
まずは1階と2階の間取りを重ねて見てみるといいよ。
寝室の真上に何があるのか。椅子を使う場所なのか、人がよく歩く場所なのか。
ただ、実際の音の伝わり方は床の構造や仕上げでも違うから、配置だけで判断できるものではないんだ。



家づくりをしていると、1階は1階、2階は2階で間取りを見てしまいがちですよね。
私も部屋の広さや使いやすさは気にしますが、その真上に何があるかまでは、なかなか意識が向かないと思います。
特に2階リビングの場合、下の階に寝室をつくることもあります。
その場合は、
- 寝室の上に椅子を使う場所がないか
- 夜に人が歩く場所と重なっていないか
- 家族の生活時間に違いがないか
- 音が気になる場合に、床の仕様などで対策できないか
といったことも確認しておくとよさそうです。
とはいえ、音のことだけ考えて書斎の場所を変えていたら、今ほど使いやすくなかったかもしれません。
うーん、難しいですね。( ̄▽ ̄;)

わが家の場合は、今のところ夫が少し気をつけてくれることで何とかなっています。
まとめ|住んでみないと分からないこともある
一級建築士の夫が設計したわが家。
それでも、住んで初めて気づいたことがありました。
まさか2階の椅子の音で目が覚めるとは……。( ̄▽ ̄;)
夫は今の書斎をかなり気に入っているので、もう一度建てても同じ位置にするそうです。
私はできれば静かに寝たいんですけどね。笑
今は夜に椅子を引きずらないようにしてくれているので、以前ほど気にならなくなりました。
家づくり中は、部屋の広さや使いやすさばかり考えていましたが、上下階の部屋の関係も意外と大事なんですね。
もしこれから間取りを考えるなら、1階と2階の図面を重ねて、寝室の真上に何があるのか見ておくとよさそうです。

……とりあえず夫には、これからも椅子を持ち上げてもらおうと思います。笑
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