17畳のLDKは狭い?一級建築士の夫が設計した27坪の家|12〜20畳も比較

わが家は、敷地・延床面積ともに約27坪の小さな家です。
一級建築士の夫が設計したわが家のLDKは、約17畳。

17畳って聞くと、ちょっと小さい気がしませんか?
家づくり中、友人から「20畳でも狭く感じるよ」と聞いて17畳で大丈夫かな……と心配になりました。(。・-・。)
ただ、実際に暮らしてみると、私はそれほど狭さを感じていません。
ダイニングテーブルもソファも置いていますし、夫婦2人でそれぞれ好きなことをして過ごしています。
でも友人は20畳でも狭いと言っていたのに、私は17畳でもそんなに狭く感じない。
この違いって何なんでしょうね?(。・-・。)?
夫に聞いてみると、単純に畳数だけの話でもないようです。
今回はわが家の17畳のLDKを紹介しながら、12畳・14畳・16畳・18畳・20畳では何が違うのか、夫にも聞いてみました。
我が家のLDKは約17畳。実際に狭くない?


まずはわが家のLDKを紹介します。
面積は27.70㎡。1畳を1.65㎡として計算すると約16.8畳なので、この記事では分かりやすく約17畳としています。
私たちは夫婦2人暮らし。
普段はダイニングで食事をしたり、リビングのソファでくつろいだりしています。
夫はダイニング横の書斎コーナーで仕事をすることも多く、私はソファでゴロゴロしていることが多いです(笑)。
同じ空間にいても、それぞれ好きなことをして過ごせています。

家づくり中は17畳で足りるのか心配だったけど、住んでみたら意外と気になりませんでした。
もちろん、もっと広いLDKだったらどうだったのかな、と思うことはあります。(。・ω・。)
ただ、わが家は夫婦2人暮らしです。
大人数で暮らす場合や、大きな家具を置きたい場合には、同じ17畳でも感じ方は違うと思います。
27坪の家ならLDKは何畳必要?

16畳とか18畳とか、何を基準に決めればいいんだろう?(・・?)
一級建築士の夫に聞いてみると、延床面積だけで必要なLDKの広さを決めることはできないそうです。
LDKは16畳前後あれば、対面キッチンやダイニングテーブル、ソファを組み合わせた間取りも考えやすくなるよ。
ただ、12畳や14畳でも、キッチンや家具の配置次第では暮らせる広さだよ。
大切なのは何畳あるかだけじゃなくて、家具を置いたときにどのくらい使えるかなんだ。

確かに同じ16畳でも、壁付キッチンと対面キッチンでは必要なスペースが違います。
大きなダイニングテーブルやソファを置けば、その分、人が通れる場所も限られますよね。
わが家の場合も、ダイニングテーブルとソファだけでなく、キッチンや書斎コーナーとの関係を考えて間取りを決めたそうです。
12畳・14畳・16畳・18畳・20畳のLDKを比較
それぞれの広さについて、夫の説明をもとに整理しました。
| 広さ | 間取りの考え方 | 注意したいこと |
|---|---|---|
| 12畳 | 少人数でコンパクトに暮らすLDKも計画できる | キッチン形式、家具寸法、通路の確保が重要 |
| 14畳 | 家具の組み合わせ次第でリビングとダイニングを分けられる | ソファやテーブルの大きさによって使い勝手が変わる |
| 16畳 | 対面キッチンを含め、複数のレイアウトを検討しやすくなる | キッチンや通路に面積を使いすぎないこと |
| 18畳 | 家具の配置や通路に比較的余裕を持たせやすい | 広さを生かせる家具配置になっているか確認する |
| 20畳 | 大きめの家具や複数の過ごし方に対応しやすい | 他の部屋や収納との面積配分も考える |
※あくまで一般的な計画の目安です。
同じ畳数でも部屋の形状やキッチン形式、家具の寸法によって使い勝手は変わるそうです。
20畳あれば選べる間取りや家具は増えるけど、12畳だから暮らしにくいというわけではないよ。
ダイニングテーブルを食事だけでなく、くつろぐ場所として使うなら、大きなソファがなくても成立するよね。


LDKといえばソファとダイニングテーブルを置くものだと思っていました。
でも、そもそもどんな家具を置きたいかから考えた方が、広さをイメージしやすいのかも……。(。・ω・。)
小さいLDKほどキッチンの配置が重要
LDKの広さを考えるうえで、夫が特に気にしていたのがキッチンの配置です。
キッチン本体だけでなく、調理する場所や冷蔵庫、食器棚などにもスペースが必要になります。
同じ16畳のLDKでも、キッチンの配置によってリビングやダイニングに使える場所が変わるそうです。

壁付キッチン|通路を兼用しやすい
壁付キッチンは、壁に沿ってキッチンを配置する形式です。
壁付キッチンは、調理する場所とダイニング側の通路を兼用できる場合があるんだ。
その分限られた面積を効率よく使いやすい。
ただし調理中の動線や、冷蔵庫・食器棚の配置まで考える必要があるよ。

キッチン専用の通路が少なくて済むなら、その分をほかの場所に使えます。
ただ、キッチンがリビングから見えやすいことや、調理中に家族が通ることも考えておかなければいけません。
特に小さい子どもがいる場合は、調理する場所と人が通る動線が重ならないかも注意したいね。

対面キッチン|背面収納と通路も必要
わが家は対面キッチンです。
料理をしながらテレビを見ることができるので、今のキッチンとテレビの位置関係はとても気に入っています。

料理をしながらテレビが見られるのが嬉しいです♪
キッチンはタカラスタンダードを選びましたが、配置も含めて満足しています。(。・ω・。)
ただ、対面キッチンでは、キッチン本体の奥行きに加えて、背面収納との間に通路が必要です。
冷蔵庫を開けたときに通れるか、ダイニングの椅子を引いたときに邪魔にならないかなども確認しなければいけません。
キッチンを計画するときは、本体の寸法だけでなく、人がどこに立って、どう動くのかまで図面に落とし込むことが大切なんだ。

キッチンに必要な面積が変われば、同じ17畳でもリビングやダイニングの広さが変わるんですね。(๑°⌓°๑)
なぜわが家のLDKは17畳になったの?
そもそも、どうしてわが家のLDKは17畳になったんでしょう?
夫に聞くと、最初から「17畳にしよう」と決めていたわけではないそうです。
駐車スペースや玄関、階段、寝室、水回り、そして坪庭。
あれこれ配置していくうちに、LDKが17畳になったんだとか。
LDKを20畳にしたいからって、ほかの部屋が全部小さくなったら困るでしょ?
坪庭だってなくしたくなかったし。

言われてみれば、確かに。
私はLDKの広さばかり気にしていましたが、家全体の中で考えないといけないんですね。
LDKを20畳にするより、坪庭を残した理由

実はわが家、坪庭をなくせばLDKを20畳以上にすることもできたそうです。
家づくり中、友人から20畳でも狭いと聞いていた私にとっては、ちょっと気になる話でした。(−_−;)
それでも夫はLDKを広くするより坪庭を設けることを選びました。

坪庭をなくせば床面積は増やせるけど、周囲を建物に囲まれた土地だからね。
坪庭があれば、1階の寝室や浴室から外を眺められるし、2階では空も見えると思ったんだ。
単純にLDKを広くするのとは違った良さがあると思ったんだよ。
それに、何より小さい土地にただ家を建てるだけだと面白くないじゃん?笑

面白くない・・・?
何を言っとるんだ、うちの夫は。( ̄▽ ̄;)笑
そう思ってしまいましたが、実際に暮らしてみると、夫の言うことも少し分かる気がします。
わが家では、寝室や浴室から坪庭を眺められます。
2階からは坪庭の上に空が見えて、窓の向こうが隣の家の壁ばかりというわけではありません。
20畳のLDKにも、もちろん憧れはあります。
広いリビングに大きなソファを置くのもいいですよね。
でも、今の坪庭がなくなるのは……。
それはそれで嫌だなぁ。( ; ; )
結局、どっちも欲しいんですけどね。笑

わが家の場合は、LDKの面積を増やすよりも、坪庭を残してよかった。
これが実際に暮らしてみた私の感想です。(。・ω・。)


坪庭の上が空まで抜けていて、2階のダイニングやリビングから空や光を感じられます。


夫がどのように視線の抜けを考えていたのかは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
12畳のLDKでも暮らせるの?一級建築士の夫の考え
ここまで17畳のわが家を紹介しましたが、もっとコンパクトなLDKの場合はどうなのでしょうか。
夫はこれまでの住宅設計の仕事で、12畳前後のLDKを計画した経験もあるそうです。

12畳だと、ソファもダイニングテーブルも置けるのかな?
うちよりも5畳狭いってことは、かなり狭そうな気がするけど……。(・・?)
12畳でもLDKとして成立する間取りはあるよ。
ただし、一般的なサイズの家具を何でも置けるわけではないから、家具の配置をかなり丁寧に考える必要があるね。

例えば12畳前後のLDKでは、次のような工夫が考えられます。
- 壁付キッチンで通路を兼用する
- ダイニングテーブルを食事とくつろぎの両方に使う
- 大きなソファを置かず、椅子を組み合わせる
- 家具のサイズを先に決め、図面上で配置を確認する
- 椅子を引いても人が通れるか確認する
特に重要なのが、家具を置いた状態での通路の幅だそうです。
小さなLDKでは、数十センチの違いが使い勝手に影響することもあるんだ。
図面には家具を実際の寸法で描いて、椅子を引いたり人が通ったりできるか確認しておきたいね。

12畳でも、ちゃんとLDKをつくれるんですね。(。・ω・。)
ただ、うちにあるソファとダイニングテーブルをそのまま置こうとしたら、ちょっと難しそう……。
やっぱり家具の大きさも一緒に考えないといけないんですね。
LDKの畳数を決める前に確認したい7つのこと

ここまで夫の話を聞いてみると、LDKの広さは畳数だけで決められないことが分かってきました。
では、これから家づくりをする方は、どんなことを確認すれば良いのでしょうか。
夫の説明をもとに7つのポイントをまとめました。
① 何人で暮らす?
夫婦2人なのか、子どもがいるのか。
家族構成によって、必要なダイニングテーブルやソファの大きさが変わります。
来客の多い家なら、そのときに何人で過ごすのかも考えておきたいところです。
② どんなキッチンにしたい?

壁付キッチン、ペニンシュラキッチン、アイランドキッチンなど、キッチンの形式によって必要なスペースは変わります。
キッチン本体だけではなく、冷蔵庫や背面収納の位置も重要なので、一緒に確認します。
③ ダイニングテーブルの大きさは?
4人掛けなのか、6人掛けなのか。
テーブルの大きさだけではなく、椅子を引くスペースも必要です。
家具が決まっている場合は、図面に実際の寸法を入れてもらうと分かりやすいそうです。
人間工学的な食事に必要なスペースは、一人当たり「幅60cm×奥行き40cm」と言われているよ。
実際のテーブル寸法は脚の位置や食器の置き方、ゆとりをどれくらい持たせるかで変わってくるよね。


人体工学って・・・。
ってことは、横並びに2人なら幅120cm、3人なら180cmが一つの目安になるんだね。
でも、ゆったり食事したいなら、もう少し余裕があった方が良さそう。(。・ω・。)
使いたいテーブルが決まっているなら、設計の段階で寸法を伝えておくと安心です。
④ ソファは必要?
大きなソファを置きたいのか、小さな椅子でもよいのか。
ソファを置かずにダイニングでくつろぐ方法もあります。
テレビとの距離や通路の位置も考えながら決めたいところです。
⑤ 人が通る場所はどこ?
LDKの面積が同じでも、人が通る場所によって家具の配置は変わります。
例えば、ダイニングテーブルの横を通るのか、リビングの中央を横切るのか。
椅子を引いたときや冷蔵庫を開けたときも、無理なく通れるか確認しておきたいですね。

同じキッチンでも、通路の幅だけで使いやすさが変わるんですね。
広ければ広いほど良い、というわけでもないんだ。(。・-・。)
⑥ LDKとつながる空間はある?

庭やテラス、吹き抜けなどがあると、同じ畳数でも部屋の感じ方が変わることがあります。
わが家では坪庭と吹き抜けを設けたことで、2階リビングから空が見えるようになりました。
実際の床面積は17畳のままですが、窓の先に空や緑が見えることで、それほど狭さを感じずに過ごせているのかもしれません。
⑦ LDK以外に必要な場所は?

LDKを広げれば、限られた家全体の面積の中では、ほかの部屋に使える面積が少なくなることもあります。
例えば、書斎や収納、趣味の部屋、庭などです。
わが家でも、LDKをもっと広げる代わりに坪庭をなくすという選択肢がありました。
でも、夫婦2人で過ごす17畳のLDKと、私のこもり部屋や坪庭。
今の間取りを気に入っているので、LDKの面積だけで判断しなくてよかったと思います。
まとめ|17畳のLDKで暮らしてみた感想
家づくり中は、17畳のLDKで足りるのか心配でした。
実際に暮らしてみると、夫はダイニング横で仕事をし、私はソファでくつろぐなど、夫婦二人には大きな不便なく過ごせています。(๑•ᴗ•๑)
もちろん、もっと広いLDKだったらどうだったのかな、と思うことはあります。
もちろん20畳のLDKにも憧れますが、坪庭を含めた今の間取りが気に入っています。
必要な広さは、畳数と家族の過ごし方を一緒に考えることが大切なのだと感じました。

17畳という数字だけを見ると、最初はちょっと不安でした。
でも、今の家で暮らしてみると、私たちにはちょうど良い広さだったのかなと思います。(。・ω・。)
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LDKの広さだけでなく、家全体の間取りや土地選びも気になりませんか?
わが家は約27坪という限られた広さの中で、2階リビングや坪庭、夫婦それぞれの居場所を計画しました。

一級建築士の夫が設計した27坪の家について、土地探しから間取り、住宅性能までこちらの記事にまとめています。






