札幌市で27坪の敷地に小さい家を設計・建築しました。

一級建築士 ドル
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1
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2
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3
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暮らしを良くする設計

4
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5
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実例|27坪の暮らし

暮らしを良くする設計

坪庭の位置はどこが正解か|西側案と東側案を比較した設計の記録

kentikun

家づくりの中で「坪庭をどこに置くか」という判断は、図面上では小さな選択に見えます。

しかし実際には、その庭がどの空間とつながるか、かなり本質的な設計判断になります。

自邸の計画では、2つの位置で検討を重ねていました。

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  • 道路に面する西側に開いた敷地条件を活かしてガレージと外構を一体で構成する「西側案」と
  • 生活の中心に庭を取り込むために東側へ配置する「東側案」

どちらも成立する案であり、どちらかが単純に正しいわけではありません。

最終的には庭を、

  • 外構の一部にするか
  • 室内から繰り返し感じる存在にするか

この2択に悩みました。

元来私たち夫婦は、旅館のテイストが好みという理由もあって、より多くの部屋から坪庭を楽しめる暮らしが好み、ということもあり、東側坪庭案を採用しました。

この記事では、その坪庭の配置をめぐる検討過程と、最終的な意思決定の理由を整理しています。

最初に検討したのは西側の坪庭案だった

採用した東側坪庭
図面の上側が「西側」になります。

ガレージと連続させる発想として、西側に坪庭を設ける案を検討していました。

西側に坪庭を計画すると、外構と家を一体で考えることになり、アプローチから庭へと自然に視線が抜ける構成になります。

道路側に開いた敷地条件をそのまま活かせるため、外へ広がる庭としても成立する可能性がありました。

西側配置のメリット

西側に坪庭を設ける場合、次のような利点があります。

  • アプローチと庭が一体化する
  • 外構としての広がりが生まれる
  • 自分たちだけでなく、外からも庭を楽しんでもらえる

外に開いた庭としての完成度は高く、この坪庭によって近隣の街並みにも貢献することができます。

それでも東側を選んだ理由

最終的に選んだのは東側の配置です。

理由は単純で、一つでも多くの部屋から坪庭を楽しみたかったからです。

西側坪庭の場合、坪庭に面する部屋の一つがガレージとなってしまいます。

坪庭は「外構として見せるもの」ではなく、「室内から繰り返し眺める場所」として成立させたかったので、日常の中で何度も目に入る位置に計画することにしました。

坪庭が我が家のテーマになっていました。

家の中から坪庭を楽しめる部屋をできるだけ多く取りたかったので、東側坪庭案を採用しました。

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結果として生まれた“視線の連続”

東側に配置したことで、坪庭は複数の空間と繋がる存在になりました。

  • 1階:寝室・浴室から見る坪庭
  • 2階:LDKから見る坪庭

外構の一部ではなく、建物内部の複数空間をつなぐ“視線の中心”として機能しています。

こうして4つの部屋から坪庭を楽しめる計画になりました。

それでも西側案は今でも捨てきれていない

我が家の敷地は西側道路に開いた土地であり、本来であれば西側にリビングを寄せることで、より自然な抜けをつくることも可能でした。

その場合、坪庭越しに西側の景色を取り込みながら、ガレージと庭を一体で構成する設計も成立します。

この案もまた、ひとつの正しい解答だったと今でも感じています。

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狭小地での家づくりは、「本当にこの広さで大丈夫だろうか」と不安を感じることが多いものです。

隣家との距離や視線、採光や間取りなど、一般的な住宅以上に考えるべきことが増えます。

私自身も27坪の敷地に自邸を設計し、実際に暮らしています。

その経験をもとに、条件をひとつひとつ整理しながら、無理のないかたちで住まいの方向性を一緒に考えていきます。

例えば

  • この広さで、どんな家が建てられるのか
  • 土地が小さいけど、後悔しない間取りは可能なのか
  • 土地を先に買うべきか、設計を先に考えるべきか

といった、まだ計画がはっきりしていない段階でも問題ありません。

「こんなこと聞いてもいいのかな?」という内容でも、遠慮なくご相談ください。

私は注文住宅の工務店が本業です。営業を前提としない形で、無償相談を承っています。

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土地探し・家づくり全般アドバイス
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一級建築士|ドル
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27坪の狭小地に自邸を設計し、現在も実際に暮らしています。
広さに頼らず、視線や居場所のつくり方で暮らしの質が変わることを実感しています。
その経験をもとに、限られた条件でも豊かに暮らせる住まいを設計します。
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